インタビュー
作業療法士

メンバーインタビュー#2

訪問看護
リハビリステーション
癒々
大西さん 2014年入社

入社のきっかけを教えてください

入社前は,リハビリテーションに力を入れている病院に長く勤務しておりました.患者様の中には,無事に退院できても思うように生活できず途方に暮れている方が多く,そのことに衝撃を受けました.退院後にこそ支援が必要なのではないかと考えるようになり,それが訪問分野への転職に興味を持ち始めたきっかけとなりました.

弊社は当時から地域で最も多くの利用者様を受け入れている大きな事業所でした.社員教育(研修やバディ制度など)にも力を入れており,訪問分野は未経験だった私でも安心して転職できるのではないかと思い,入職を決断しました.

今は、主にどんなお仕事を担当されているのでしょうか?

毎日,利用者様と楽しくリハビリテーションをさせて頂いています.ご自宅に訪問し,生活の場で問題を解決できることが,在宅リハの強みだなと感じています.

その他にも,社員の教育を担うブレーンチームの一員として活動しています.社員の相談窓口として,現場の困り事を一緒に解決する手助けをしています.また,研修を企画し,社員の知識・技術のアップグレードを狙っています.

私自身は,在宅脳卒中者の支援について研究活動を行っており,学んだ知見を社内外へ発信することにも力を入れています.

入社した当初と現在で、考え方に変化はありますか?

訪問分野の勝手なイメージとして,非常にブラックな職場環境を想像していました.残業や休みが取れないことを覚悟していましたが,そんなことはありませんでした.

I C Tを使用した業務効率化がなされており,事務所に寄らずとも情報収集やコミュニケーションが行えます.

また,スタッフ数が多く,休みが非常に取りやすいです.子供の病気や親の介護,研修や学会などなど,平日に長期で休みを取らないといけない時にも,希望通りに休みが取れることがとてもとてもありがたいです.

子育て世代のスタッフも多く,「困った時はお互い様」という気持ちで周囲もいてくれるので,休むことへのストレスが少ないです.

 

仕事をする上で「会社のいいところだな」「ここが強みだな」と思うところを教えてください。

非常に柔軟な会社であると感じています.職員の相談事に対して,こんなにも対応が早いとは思っていませんでした.

入社してから今に至るまで日々変化があり,刺激的です.職員それぞれのスタイル合わせた働き方が選べたり,研究活動にも様々な支援を打ち出したりと挑戦的な施策が多く,楽しませて頂いています.

マイペースに働きたい人,バリバリ働きたい人,研究活動に力を入れたい人,スタイルが違ってもみんながのびのび働いている印象です.

 

研修者目線からですと,利用者数が多いことが非常に魅力的です.訪看部門だけでも600名以上,デイサービス部門を合わせると1200名以上の利用者様を抱えています.

在宅期はまだまだ知見が少ない分野です.癒々の環境なら有用な情報を発信できるのではないかと期待しています

「クオリティ」を上げるために心がけていることを教えてください。

恩師から「大切なことは何も疑問を持たない状態に陥らないこと」という言葉を頂き,心に刻んでいます.訪問リハでは,生活期(慢性期)と言われる方が多く,一見すると変化が少ないように思われますが,そんなことはありません.

適切に介入すれば変化を生むことができますし,些細な生活の変化に気づくことができます.そのため,自身の介入方法に疑問を持ち,必ず効果検証を行うことを心がけています.

コミュニケーションで心掛けていることがあれば教えてください。

その方の価値観を大切にすることを心掛けています.利用者様は色々な人生を過ごされてきており,価値観は千差万別です. 

「遠く離れたお墓へお参りしたい」,「もう一度大好きな車を運転したい」など,障害や症状の大小は関係なく,ご本人にとって大切に感じていることがあります.セラピストだけは諦めず,共に挑戦してきたいなと思っています.

社内も同様に色々な価値観を持ったスタッフが働いています.自身の価値観を押し付けず,価値観を共有することを心がけています.

今後どんなことに挑戦したいですか?

今後は,壮年期(40-65歳)の在宅脳卒中者を対象に,復職や運転免許の再取得に向けた自助グループの運営に挑戦したいなと思っています.

その活動内容をまとめ上げ,地域へ発信し,少しでも利用者様を取り巻く環境がより良い方向に向かうよう活動していきたいと思います.

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