もし、自分の家族が、あるいは自分自身が、『 訪問看護 』 を利用する立場になったら…
その看護師を信頼できるか否かは、何よりもまず、『親身になって関わってくれるかどうか』によると思います。
癒々の看護チームは、第2の家族のように、利用者さんをそばで支えるケアを目指していきます。
そのために、以下の3点を心掛けています。

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1.症状・障害の観察

バイタルや心身の状態を確認し、既存の疾患だけでなく、新たな疾患の早期発見や再発防止の為の看護を行います。また、主治医やケアマネージャーと定期的に連絡をとり、状態の報告や今後の方針の確認を行います。

2.日常生活でのリハビリ支援

セラピストと連携し、リハビリ評価に基づいたリハビリテーションを提供します。また、転倒予防についての助言や指導、転倒時の救助、転倒の対応策の提案を行います。

3.保清(清拭、入浴、足浴、整容)

身体の清潔を保ち感染を予防するとともに、全身状態のチェックを行います。医学的管理が必要な方の入浴介助、福祉用具や介助方法の提案まで対応しています。また、血液循環の改善や精神的なリラックスを目的とした足浴、整容として爪切り、ひげ剃りなどのケア全般を行います。

4.排泄の管理

バルン交換や導尿、浣腸や摘便など、排尿・排便のコントロールを行います。
また、その方に適したオムツの選別や排泄方法の提案を行います。

5.服薬管理

定期的な配薬や服薬に関する助言、内服の確認や副作用の観察を行います。
飲み忘れの多い方に正しく服用できるよう提案します。

6.食事管理

胃瘻からの注入や食事介助、栄養や調理指導などを行います。
飲み込みにくさがある方には嚥下の状態確認とトロミや食形態の変更の提案を行います。

7.床ずれ・傷の手当て

傷の状態の評価を行い、主治医の指示に基づき処置を行います。
栄養状態や体位変換など、床ずれ処置だけでなく予防相談や助言も行います。

8.各種カテーテルの管理

気管カニューレや留置カテーテル(胃瘻やバルーンなど)の管理を行います。

9.医療機器の管理・指導

点滴・在宅酸素・呼吸器などを主治医と連携し必要時には実施します。また、吸引などご家族での使用方法の伝達など、必要な介護について説明、助言します。

10.難病(特定疾患)の看護

病気の進行や状況に応じ、栄養や呼吸管理を含む様々なケアを提供します。

11.緊急対応

利用者さんが安心した在宅生活を送れるよう24時間365日対応しています。

12.介護相談・家族支援

介護方法の提案や指導だけでなく、普段介護にあたられているご家族さまの心身ケアも行います。また、必要に応じて福祉用具や住宅改修の説明や提案も行います。